発酵食で美味しい食卓

この記事のテーマは「発酵食」。

「楽しい・美味しい・健康的」

という毎日の食卓にとって嬉しい三拍子が揃う。それが、発酵食です。

食事は私たちが生物である以上、一生かけて続けていく営みです。


毎日の食事が幸せだと、人生が幸せになると実感しています。


毎日の食卓に幸せを呼び込む方法として、発酵食に取り組んでみませんか?

発酵とは、菌たちの力によって食材を分解してもらうこと。

暮らしの中で菌という「目に見えない世界」とつながるきっかけにもなるので、発酵食は精神的にもとても良いライフスタイルだと思います。


私は発酵食を始めて食生活の幸福度がとても上がったので、この記事を読んでくれた方が興味を持ってくれたらとても嬉しいです。

我が家の発酵食をご紹介しますので、発酵食ライフのイメージを掴んでくださいね(*^^*)

味噌

我が家ではいろんな発酵食にチャレンジしていますが、中でもオススメしたいのが味噌の手作り。

味噌はハードルが高く感じるかもしれないですが、意外と簡単にできますよ(*^^*)

自家製の味噌汁を食べたときの感動は忘れられません。


一口食べた瞬間、圧倒的な旨味が口の中に広がります。

初めて仕込んだ人でも、市販のものをここまで違うなんて、、と驚くと思います。


自家製味噌は、発酵によって深まる旨味を感じやすく、その素晴らしさを存分に堪能できます。


味噌は特にそんな幸福感を体感しやすい食材です。

古漬け
我が家は高菜

私たちは高菜を毎年たくさん栽培して古漬けにしています。主に九州地方でよく食べられている野菜です。

福岡出身の夫は高菜を異常なほどに愛していまして、我が家の食卓では高菜漬けは欠かせません。

京都出身の私は高菜という文化を福岡にきて初めて知ったのですが、控えめに言っても高菜は素晴らしいです。

高菜は漬物なのですが「油炒め」にして食べるととても美味しいです。

ご飯のお供はもちろんチャーハンにしたり焼きそばにしたり豚肉と一緒に炒めたり、炒める系料理の具として使えるのです。

高菜漬けを常備しておくことで、毎日の食事の準備がとても楽になりました。

毎日食事を作っていると、「今日の献立何にしよう、、、」と悩むことが多いかと思いますが、

我が家では迷った瞬間、「高菜一択」。

我が家の高菜への信頼感は半端なものじゃありません。困ったときに頼ればなんとかしてくれる。そんな存在なのです。

高菜チャーハンや高菜焼きそばは3分で作れて絶品に仕上がる素晴らしい料理です。

簡単!乳酸発酵

味噌や古漬けは仕込むのに何ヶ月もかかりますが乳酸発酵でしたら簡単にできます(*^^*)

我が家では大根やハクサイは乳酸発酵させて食べることが多いです。

乳酸発酵は食材に塩をまぶす(あるいは塩水に漬ける)と自然に発生する発酵です。

仕組みはとてもシンプルでして、

①「塩」によって野菜を脱水

②塩分と脱水によって乳酸菌などの「塩に耐性がある菌」以外の活動が弱まる

③乳酸菌が野菜の糖分を分解し、乳酸に変えていく。甘さ、酸味、旨味が増していく

野菜を2-3%の塩水に浸けておくとぷくぷくした泡が出て甘酸っぱい臭いがしてきます。3-4日で仕上がります。

乳酸発酵漬けはとてもお手軽なので、いろんな野菜で試してみましょう。

発酵させると旨味が増して食事の幸福度がグーンとあがること間違いなしです。

乳酸発酵はシンプルで、必要なのは「塩」のみです。

ぬか漬けや古漬けほど難しくありませんし失敗することも圧倒的に少ないです。

前述しましたが何かしらの漬物を常備しておけば食事の準備がとても楽になりますし幸福度も上がるかと思います。

「今日は忙しいから漬物と味噌汁でいっか!」と、

自信と誇りを持って言えるようになること間違いなしです(*^^*)

無限に収穫できるワケギ。キムチにすると絶品。

その他、発酵にはいろんなバリエーションがあります。

ぬか漬けやキムチなど、いろいろ試していくと毎日が楽しくなります。

干した大根をぬかに漬ける